2011年3月の記事一覧

葬儀後の手続きは、代表的なものだけでも90種類以上あります。
それを短期間で済ませるのは一般人には至難の業といえるでしょう。

よくある失敗は場当たり的に手続きを進めてしまい、本来ならば申請すればもらえるべき費用がもらえないままになったり、相続人の人に、何度も印鑑証明書の提出を追加して嫌がらせをしているように思われたりすること。

円満な親族関係はギスギスしたものになり、よくドラマであるような疑心暗鬼状態に現実に陥ります。

登記関係 ・裁判関係 ・年金関係・税務関係 ・財産評価関係などは専門家にまかせること。

他にも手続きは山ほどありますので、しっかり分類わけして、段取りよくやっていくことです。

手続きしてもらえるもの
・生命保険 ・高額医療 ・入院保険 ・年金等・簡易保険 ・埋葬料 ・遺族一時金

手続きして引き継ぐもの
・自動車保険 ・自動車 ・火災保険・公共料金  ・預貯金の口座  ・有価証券等・賃貸借契約等

手続きしてストップするもの
・クレジットカード ・携帯電話 ・借入金等  ・リース契約 ・各種会員登録

いざ葬儀をするとなったら葬儀社に見積もりを請求することでしょう。

その中で祭壇・棺・霊柩車は基本セット料金になっていることが多いです。

このうち祭壇は大きな割合を占めます。

さらに基本の祭壇ではなく、ランク上の「白木祭壇」を薦められるかもしれません。

白木祭壇ならお値段30万円〜60万円。

考えてみればわかりますが、これって我々だけのための祭壇ではありません。

使い回し。

葬儀社はたとえば200万円ほどで祭壇を仕入れ、5回くらいで元を取り、
あとはぼろ儲け状態が続くわけ。

あまり高い「白木祭壇」をしつこく薦める業者はお金儲け一筋なので、途中でももう断りましょう。

斎場に行ってみたらお坊さんではなく神主さんがいて、仏式ではなく神道式の「神葬祭」だったら、ちょっとあたふたしませんか?

わたしは最初あたふたしました。

行ってみると、それほど大きな違いはありません。

ことばは違いますが。

お経ではなく、祭詞。お焼香の代わりに玉串奉奠

玉串奉奠のときには合掌ではなく、柏手をしますが、音を立てない「しのび手」で行うというのが独特なところです。

基本的には心を込めてお別れすれば、形式など間違ってもだれも気にしないということ。
おどおどしないでいきましょう。

江戸時代までは幕府が寺請制度(檀家制度)で統制していたので、神道式の葬儀はありませんでした。

神主さんでも仏式のお葬式をしていました。

明治時代になってから、神仏分離令が発令され、神式のお葬式もできるようになりました。

でも、それまでの仏式が完全に定着していたことから、日本の葬儀の中で「神葬祭」はいまでも2%ほどだといわれます。

ただ、最近は「神葬祭」が増えつつあります。

理由は価格とインターネット。

ネットで「神道式は料金が安い」という情報が広まったため乗り換える人が増えてきたのです。

神道式にはお布施・戒名というもの自体がなく(諡名はありますが)、神主さんへのお礼もお坊さんほどはかかりません。

ただ一般的に神道式のほうがお供え物の種類が多い傾向にあり、こちらは多く料金がかかりますから、べらぼうに安いというわけでもないようです。

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