「千の風になって」のヒットも影響しているのでしょうか。

海や山などに散骨する自然葬が以前より話題になっています。

進んできた核家族化、低所得家庭の増加なども関係して、自然葬ニーズは高まっているようです。

自然葬でお墓もないならば、子孫への負担は確実に減ります。
墓の維持管理も毎年費用がかかりますから。

身寄りがないひとが生前に自分で申し込むケースがあるのも納得です。


日本で初めて行われた自然葬の例は1991年、神奈川県の相模湾で行ったNPO法人「葬送の自由をすすめる会」。

20年間で2900人の自然葬を行いました。

たとえば神戸港でも2010年から海洋自然葬が始まっていて、問合せも多いそうです。

海晃(かいこう)という業者が行っています。

遺骨は粉末にして、小型船で海に出て、遺族自らが海にまくという形式です。

たしかにシンプルで心もこもっていて、弔うというイメージにも合致しています。

海洋への散骨は船を使うため、国土交通省に航路使用の届け出をする必要がありますが、
散骨自体には許可が要らないので、今後参入する業者は増えるでしょう。


★「葬送の自由をすすめる会」(東京都文京区)
★「海晃」(神戸市中央区)