2011年2月の記事一覧


テレビ東京が倒産して、葬儀屋に買収されるおはなし。
2010年の映画です。

監督:伊藤隆行
脚本:大場剛、桜野太紀
出演:金田哲、河本準一、川田広樹、杉原杏璃、大橋未歩、大鶴義丹、松方弘樹ほか

高齢化によって葬儀が簡素化する。
という図式があります。

いまや高齢化率は20%を越えています。

亡くなる人の半数は80代より高齢。
喪主、配偶者も当然60歳以上・・・。

豪華なお葬式は必要なくなります。

故人の年齢が高いほど、知り合いは少なくなり、参列者も減りますから、小規模で十分なのです。

近親者だけの家族葬
お通夜も告別式も省略して、納棺と出棺をして火葬する直葬
このようなシンプルな葬儀が増えるのです。

「千の風になって」のヒットも影響しているのでしょうか。

海や山などに散骨する自然葬が以前より話題になっています。

進んできた核家族化、低所得家庭の増加なども関係して、自然葬ニーズは高まっているようです。

自然葬でお墓もないならば、子孫への負担は確実に減ります。
墓の維持管理も毎年費用がかかりますから。

身寄りがないひとが生前に自分で申し込むケースがあるのも納得です。


日本で初めて行われた自然葬の例は1991年、神奈川県の相模湾で行ったNPO法人「葬送の自由をすすめる会」。

20年間で2900人の自然葬を行いました。

たとえば神戸港でも2010年から海洋自然葬が始まっていて、問合せも多いそうです。

海晃(かいこう)という業者が行っています。

遺骨は粉末にして、小型船で海に出て、遺族自らが海にまくという形式です。

たしかにシンプルで心もこもっていて、弔うというイメージにも合致しています。

海洋への散骨は船を使うため、国土交通省に航路使用の届け出をする必要がありますが、
散骨自体には許可が要らないので、今後参入する業者は増えるでしょう。


★「葬送の自由をすすめる会」(東京都文京区)
★「海晃」(神戸市中央区)

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